「読書力」?本はやっぱりページをめくって読みたい。
最近、ルルに負けじと私も本を読んでいる。
競っているわけじゃないけど、たまたま読みたい本がシリーズだったり、学びのためだったり、必要にせまられてだったりするのだけど。
そんなこんなしているうちに、この年にして「読書力」がついてきていることを実感している。
くもんでは「読解力」といって、公文式国語ではいかなる難易度の文献も、いかなるジャンルの文献も読みこなす「読解力」を養成することを目的としている。
でも私の場合は「読書力」と言いたい(笑)
月に何冊かは、くもんが設定している「くもん推薦図書」を読むことになる。
生徒が学習している教材に出ている本だったり、同じグレード(教材のグレードごとに選定されている)で気になった本や季節に合った本を読んでみたり。
また、最近は家(教室)が寒いのでルルを連れて図書館で仕事することが多く、合間に自然と本探索をして読んでいる。
さらにトラベルヘルパーの資格をとることにしたので、関連書籍や当然テキストも読んでいる。
もともとそんなに読むことは好きだった自覚はないけど、昔から図書館や本屋はよく行った。
親もよく本を読んでいたし、与えられていたなあと思うと、好きだったんだなあと改めて気づく。
字を書くことも好きなので、手書き文字はもちろん好きだけど、本の活字も好きだよね。
漢字も平仮名もカタカナも美しいよね、たまらんよね、って完全に愛してるよね。
びっくり。
それこそ以前は好きなものしか読んでこなかったけど、こうして学びの悦びを知って色んな本を読むようになったからこその「読書力」なんだろうと思う。
私の思う「読書力」とは、ズバリ最後までモチベーションを保って読み抜けることだと思っている。
「読解力」はその字の示すとおり、読み解く力なんだけど、私は読み解いてはないからなー何回も読み返さないとならない。
読みながら、「美しい漢字だ」とか「そんな言い回しするのか!」とか考えていってしまうのだけど、それをふくらませてしまうから「アレ?どうなってこうなったんだっけ?」とこうなる。
読書もひと昔前は最高の娯楽。
大いに楽しみたいものです。
今日はネットで読めたり、オーディオで読めたり(聴けたり)するけども、やっぱり紙の質感や香りを感じながら、1ページ1ページゆっくり捲りながら読みたい。
本を読んでいるといつもそう思うし、同時に思い出すのがそれこそ買わなくなったCDのこと。
アルバムに封入されているブックレット。
CD全盛期に青春を過ごした私は、好きなアーティストのCD発売日はCD屋に走り、ドキドキしながらブックレットをひらいた。
そこにアーティストのこだわりが凝縮されていて、本当に好きだったなあ。
…CD買おう。
だれかの。
最後に、最近読んだ本で胸に沈んだ一節を。
ー明日は明日の風が吹き、昨日は昨日の風が吹く。今日は今日の風が吹いている。
それはそれで素晴らしい。特になにもない一日だが、今日の風も心地いい。
風と自分が混ざり合い、一つになる瞬間を感じ取る。
この風の囁きに気づくことが大切なのかもしれない。ー
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