2020おさめます。
先日、年内の教室をおさめました。
最後の生徒を見送ったあと、掃除をしながら教室を見回しぼんやりしました。
なんて1年だったのだろうと。
皆が必死で手探りだったこの年は、生徒、先生の枠をはっきりと超えていた。
私は生徒のみんなから教えてもらうことばかりだったし、救われてばかりだった。
おかげで教室はくもんの教室らしからぬうるささであったけど、これがウチなんだと教室のかたちができた。
そうなれたのも、みんなが楽しく元気で来てくれるからこそ。
枠を守るのではなく、個を守るという軸をはっきりできた。
誰になんと言われても、これがウチですと胸を張れる。
不安やおそれがなくなった。
私にとっては本当に有難いに尽きる年だった。
私もよくやった。
くもんの先生としてはもちろんまだまだ未熟だし、学びに終わりはない。
足りなくて当たり前。
生きた年数は関係なく、縁あって出逢ったもの同士がお互いを補い合い生きる。
くもんの教室も同じ。
自分の至らなさを少しも恥じることはない。
焦ることもない。
歩みを合わせて、景色を見ながら、寄り道しながらいけばいい。
そんなこんなで、充実感と幸福感でいっぱいで2020年を終えました。
来たる2021年は、2020年でできた軸を中心にして進化してゆくことになると思います。
くもんの先生として生徒とさらに深化することはもちろんなのだけど、くもんを広める伝達者として外に出ていくときでもあると思っている。
枠から個へ軸が変わる時代に、公文式は大きな可能性を持っている。
それを求めている誰かは必ずいる。
そこを繋いでいく。
教室だけにとどまらないかたちでそれを実現していくにはどうしたらいいかな。
今はずっとそれを考えています。
目の前のことを着実にやっていれば道は拓けることを信じて、地に足つけていくこと。
まだ慣れないので、どんくさいのに拍車がかかっているように見え心配や迷惑もかけますが、あんまりメイワクだけはかけないようにします…。
そんなんで、昨日ようやく年賀状を買い今朝ねこもりや宅に押しかけドタバタ印刷してもらうとゆう。
「来年からは11月から準備しろ」と遠くのほうでうっすらかすかに聞こえましたが、無理だろうなあと大体確信しています。
今宵は満月。
しんしんと雪も積もっています。
からだもどことなくずーんと重い。
地に足つけていけということなんだと思います。
そのほうが結果、ずっと早くずっと遠くへいける。
それを体現する2021年。
スポンサー
最近のコメント