意外となくてもよいものはある。
先日、ルルが行っているフリースクールでの会話の中でシャンプーの話になったようで。
ルル「おかーさん、なぜうちにはシャンプーないの?」
母「・・・いらんから?」
そう、うちは洗浄剤は固形石鹸一択。
これは私が一人暮らしの頃からなので、ルルモモは生まれてこの方うちの風呂場でシャンプーを見たことはない。
じーちゃんばーちゃんちや実家や銭湯にはあるのでもちろん存在は知っている。
でも今までとくにきかれたこともなかったので、この度はじめて聞かれて改めすぎて返答にへんな間ができた。
そして疑問形になった。
家庭によっては個人別にシャンプーがあったりこだわりがあるよう。
はじめは独身女の興味とひらめきからだったと思う。
「石鹸で全身洗う坊主のひとの気持ちを体験してみよう!」
そもそもがけっこうな消費量で詰め替えにしても頻度が多いうえに手間もゴミの始末も煩わしく思っていた。
坊主の人ってシャンプーいらんよな、頭皮だって肌じゃし・・・シャンプーいらんくない?
で、やってみたらいけた。
というか何の違和感もなかった。
そうなると当然、身の回りのあらゆるものを見直すことになる。(サガ)
案の定、食器洗剤も風呂洗剤もトイレ洗剤もハンドソープもいらなくなった。
なぜいらないのか、なぜいらないのに幾種類も売られているのか、考えると合点がいく。(伏せるけど。)
しばらくすると洗浄の限界を知る。
ではなぜ昔はなくてもよかったのか、調べると合点がいく。
じゃあ昔の生活に極力近い生活をすればいい。
そんなこんなで洗剤を見直すことから始まり、家具、家電、生活道具・・・
試行錯誤して自分なりの無理ない心地よいを追求して落ち着いて今に至っている。
洗剤は固形石鹸と石鹸液、漂白剤、洗濯洗剤。
家電はこたつとエアコンと扇風機、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、パソコン。(最近、電気ポットとオーブンレンジをもらった。)
一人暮らしのときはエアコンと掃除機もなかった。
面倒くさがりなら現代の生活の方が楽ちん便利じゃない?と聞かれるけど、モノが多いことや手入れや始末やゴミを出すことの方が私にとってはストレスのよう。
ちょっとの意識や工夫で使わなくていいお金があってなおかつ環境にもいいならそっちを選ぶ。
食器や肌は究極、お湯でよく洗えば洗剤並みにさっぱりするし、丁寧にやる分ものもちもいいし頭皮の血行もよくなる(笑)
それに掃除した場所や洗った食器はなんだかいいオーラをまとっていたりするのだ。
要は自分が心地いいかどうかだと思う。
キャパに見合っていれば常に心地いい風が通っているもの。
今はずいぶん楽ちんにあやかっていますが。
それも今の「心地よし」。
シャンプーについては、ルルが一人暮らしないし自分でお金を稼ぐようになれば、興味があれば買うでしょう(笑)
スポンサー
最近のコメント