学校の宿題しません宣言と「つうしんぼ」いりません宣言。
夏休み明けから「運動会参加」をモチベーションに登校したルル。
その運動会も終わり、8月いっぱいで形式上の1学期終了。
それに際して保護者面談が行われた。
いわゆる「つうしんぼ」が渡されるやつです。
先生:「ルルさんの場合あんまり学校生活をみる機会がなかったので、判断材料が少ない中での評価になり・・・」
ものすごく申し訳なさそうにおっしゃる先生。
登校不良時(?)、校長先生とのお話しのときもしきりにそのことを気にされていた。
(一週間以上不登校が続くと校長先生が直々にお話をしなければならないことになっているらしい。恐縮です!)
私「ええ、まったくきにしませんので大丈夫です!」
むしろ「つうしんぼ」つけていただき申し訳ない。
親も子も気にしていないのに、先生は情報をかき集め労力を振り絞りつくってくださる。
先生の1年間の仕事の集大成のひとつであるのだと思う。
なのに「まったく気にしません」は先生に対して失礼だったと反省。
先生「ほぼ毎日おはなししているのでないかもしれませんが、何か気になっていることや話しておきたいことはありますか?」
私「ハイ、宿題ですが今後は私からやらせることはないですし本人がやっていかなくても受け流してやっていただきたいと思っています。」
あったーーーーーーー!!しかもけっこうな爆弾。
これは急に出てきた話ではないのだけど、この機会にはっきりさせておこうと思った。
コロナ休校中に明らかになったルルの学校の学習の状態。(授業中の無力感の理由を知る。とくに算数。)
それは本人と学校に丸投げにしていた親である私がいけなかった。
ということで休校中にできる限りのことはして、出された課題はやりきるという本人の意思をなんとか達成したけれど、休校明けの授業の巻き返しのスピードに圧倒されたルル。
せっかくついた自信もあっという間にこっぱみじんこに。
たしかに公文では「ひき算」にてこずっている状態だもの。
それにしても休校明けの学校の状態はたいへんなものだった。
まず先生が必死、それを受けて生徒はピリピリ、親もピリピリ。
生徒の生活リズムも気持ちも戻っていない、そこに中学校の存続問題も絡んできたりして。
みんなが本当に大変だった。
みんながどうにか気持ちをつないで学校に行っているようだった。
見ていられなかったな。
だから学習はできなくてもみんながいて楽しかった学校が楽しくなくなってしまったのも大きい。
学校が完全に「保育」の機能だけになってしまったようなものだったから。
こうなるともう「学校」とはなんぞや、ということになる。
夏休み明けはルルだけじゃなくみんなが「運動会」をモチベーションにしていたと思う。
不参加を表明していた子も、練習があるだけで救われたところはあるんじゃないかな。
運動会でのみんなは本当に生き生きして輝いていた。
地域がかきまわした感はあるけど(一生言う。)最高の運動会だった。
ルルが「見に来て、がんばるから」なんて言うんだから。(泣)
長くなったけど、そこで思ったのだ。
「もうそれでえーじゃないか」と。
運動会おわりました、ハイ、じゃーまた学習巻き返しいくよ!となってそれを私も黙って見ているのはもったいないと思ったのだ。
せっかく輝きだしたものを消してしまうのはあまりにもったいないと。
だからせめてわが子が学校に行きやすいようにするために「宿題やりません」宣言をすることにした。
1年生の最初にして、3年生でもするとは思わなんだけども。
同時に、「つうしんぼ」不要の件も伝えた。
2学期以降はルルに関しては評価はしていただかなくてもいいと。
不登校を容認、宿題しないを宣言してますます評価材料がないなかで先生に貴重な労力を使わせてしまうことは重罪だと感じた。
別に労力を使わせてしまうとは思うけど、私も未知なのでそこは本人の様子をみながら一緒に考えていただければと思う。
学校は子供のためなら、子どもにとっていちばんいいかたちを探してあげたい。
こどもの時間がいちばん尊いものなんだから。
そんなこんなで、ルルは今のところしれ~~っと学校に行っている。
そこに母の並々ならぬ労力があったことを忘れるな!!と一生恩着せがましく言おうと思う。
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