ルルの英語の発音がスゴイ…耳学習ですぐ発音って再現できるの?
公文式の英語学習には「e-pencil(イー・ペンシル)」という専用機器を使う。
教材に印刷されているQRコードのようなマークをスキャンさせると、教材の課題を読み上げてくれる。
もちろん、クセのないきれいなネイティブの声優さんの声。
その声をきいて「マネして言う」、という学習から入る。
最初は身近な単語からだけど、導入教材でもかんたんな実用会話文まで盛り込まれているので驚いた。
「初心者でいきなりこのレベルまで⁉」と思ってしまうのが英語学習を文法から入った世代。
学習者は先入観もなにも持たないこども。
イー・ペンシルを持つだけでテンションが上がっちゃう純粋さ(笑)
ルルでこそ最初は「わかんないからヤダ!」と言っていたけど(読書きの苦い経験からだろうネ…)おそるおそるやり始めると、あっという間にのめりこんだ。
もちろんアルファベットも知らないから読めないのに、しっかり正しい単語を指しながら言っているし、なにより驚いたのはその発音の再現の忠実さ。
この理解はまず、私たちの頭をリセットしなければはじまらない。
彼らがやっているのは、「英語の勉強」ではなくて「言語の獲得」であるということ。
つまり赤ちゃんが次第に言葉をおぼえていくのと同じ。
やっていることは学習だけれども、体感的にはそうなんだと思う。
「マネ」しろと指示されれば素直にするのだ。
その素直さこそが大きな要因のひとつだと思う。
あともうひとつ。
これは公文式の特徴になるのだけど、公文式は個人の学力に合わせたレベルの教材をそれぞれが単独でやっていくという「個人別」の「自学自習」スタイル。
学年が同じだからと言って同じレベルの学習をするのではなく、まして先生が前に立って教える一斉授業ではない。
幼児からおとなまで年齢がばらばらの生徒が、同じ空間で、それぞれがまったく違う教材を学習する。
イー・ペンシルの音声、英語の発話、国語の音読、算数の数唱やらが教室中でひしめくにぎやかさ。
このいい意味でのうるささが、迷いなく「声に出す」ことを促している。
せいせいと声にだすことができるからこそ、精度のいい学習ができる。
まちがってようがなんだろうがおかまいなし。
みんなそれぞれの学習に集中している。
(学校であてられてシーンとした中で発言させられるつらさったらないよね~~)
言語は声に出してナンボだからね。
「みる」「きく」「はなす」でどんどん英語を吸収していく様子はもう感動!
なにより、楽しんでやっているのがいい。
とくに英語は、算数・国語とちがってイー・ペンシルがある分、先生がついてマンツーマンで教えてくれているようなものだから、安心感もある。
いつでもどこでも英語に触れられるしね。
(みんなイー・ペンシル先生と呼んでいる)
あと、ルルの例で思い当たるのは、やはり幼いころから英語をきいていたということ。
もちろん、英語を学習させていたわけではなく、洋画を字幕で観ていたり、洋楽を聴いていたりと生活で触れることでだ。
これも「よみきかせ」と同じで、「ことばのシャワー」なんだと思う。
ちゃーーんと根っこはつくられているんだと、10歳を前にして実感しております!
反応がないからとあきらめないで、続けていけば必ず実感できるときは来る!
それこそ公文の学習でも、「マネはできるけど身についてんのか?」とうたぐっていたところはあったけど(笑)いまでは例の「ごっこ遊び」も英語でやっていたりする。
そしてそれをモモも聞いているわけで。
まちがいなくモモの英語の根っこも育っているはず。
そんなルルさん、中学生レベルの教材にはいりました。(拍手)
ここからやっぱり、ぐっと理屈っぽい内容になってくる。
出てくる単語や文は慣れ親しんだものであるのだけど。
国語力の面で追いついていなくて、書いてある説明文が理解できなくて苦しいみたい。
ちょっとモチベーション落ちているけど、まあぼちぼちでいきましょう。
なんにせよ、続けていくことが大事だから。
公文式の英語のめざすところは、「高度な英語読解力」。
この度の「コロナ」に関しても、世界から送られてくる情報はもちろんすべて英語で、しかも専門用語だらけのその情報をいかに早く読んで共有できるかが要求されたという。
人命国命にかかわることだから。
その最前線にいるひとが必要であるのはたしか。
でも、そう考えてこどもに英語を学習させているひとはそう多くはないと思う。
でも現代は「授業にこまらないため」「受験のため」にお金をだして学習させるのももったいないように思う。
私が勝手に思うのは、英語に限らず算数も国語も「学習」のすべては「生きるための道具」であるということ。
「学力」を得るためではなく「できた」「わかった」という経験をするためのものであるということ。
「学力」ではなく「人間力」を育むために、今、つらくても公文式を続けてほしいと思う。
いつか必ず、「やっててよかった♪」と言えるはずよ~~~
と、公文式未経験の母は心の中で叫ぶのでした。
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