モノ社会に切り込む!ギフトにLINEスタンプを。
誕生日、出産、入学、節句・・・挙げればきりがないハレの日のお祝いに贈るものに正直毎回苦心しております。
相手を思い浮かべながら贈り物を探す時間は好きな時間ではあるのだけど、贈り物の回数が年間みるとかなりの数だったりして時間を割くにはあまりに負担が大きくなってきた。
時間の問題です。数日はなやむもの~。どうせ贈るなら自分も納得したものを贈りたいから。
逆の立場でも同じで、「何がほしい?」と聞かれても困ってしまう・・・
「じゃあ現金で」と言いたくなっちゃう。近しい人には言っちゃいますもん。
でもあまりにも身もふたもないから、言われれば贈るけどあまりいきなり現金を贈ることはない。
ちゃちゃっとお菓子が作れたり、手芸ができたりすればいいなあなんて思ってしまうけど、出来ないことを無理にしてもなあと思っていたら、ありました、私にもちゃちゃっとできるもの。
「イラスト」です。
色紙やカードに似顔絵書いて贈る、ということは実際何度かしたことはあるけど現金と一緒で「気持ち」の部分が大きく、「これだけじゃなんだなあ」と結局何かとセットでサブ的な位置づけになりがち。
けども、今回思いついたのはみんな使ってるLINEのスタンプを作って贈る、ということ。
これは自分のできることを活かせるというだけじゃなく、もっと大きな側面を持っている。
それはタイトルにも入れた「モノ社会に切り込む」ということ。
私は常々「モノを持たずにできるだけ身軽に生きたい」と思っていて。
若いころはフーテンの寅さんの人生にあこがれて、「にもつはトランクひとつにおさまる」ようにしていた。
ところが実際はそれはなかなかにむずかしい。
居を構えると、どうにもこうにもモノとゴミは増えるのだ。
まして今は何でも信じられないくらいの安値で買える。
「ちょっとほしい」で買えてしまうからそれが知らずにつもってモノはあっというまに増える。
この状況を極端に恐れていた私は(半面教師がいるので)モノを得ることに対して極端に慎重になった。
極端にそうなってしまうと、今度は生活を豊かにするための投資との区別がつかなくなったりする。
本当に難しくて、苦しんできたから「時間とお金を費やす」ことには意識は高いほうだと思う。
そこで件の「LINEスタンプ」だけど、LINEスタンプをギフトにすることは
・物理的な負担がない
・ゴミにならない
問題をクリア。
次に「時間」だけど、スタンプを作るのに時間はめちゃくちゃかかります。じっさい。
私は秒で描けるイラストを活かせるのでそこは短縮できても、最低8個から作成できるけど(LINECreatorsMarket)、ギフトにするなら24個は欲しいところ(何個か単位で縛りがある←テキトーでごめんなさい)。
24個はイラストが描けるとしてもかなり大変。
さらに贈りたいひとへの想いものせたものをイラスト化して、さらにスタンプ化(実用的なフレーズを入れる、デコるなど。この辺りは専用サイトかアプリでできる)
そして、著作権など冒していないかなどの審査(早くて半日くらい)を経て、販売(ギフト化)できる。
大前提にまず、LINECreatorsMarketへの登録が必要。このアカウント作成がけっこう面倒な作業だよねー
夜な夜な作業(1時間程度)でギフト化まで私は1週間かかった。賞味7時間程度。
モノを選ぶよりも「時間」はかかっている。
ネットで選ぶにしてもあんまり7時間はかけないよね。
でも、贈りたい人のことだけを考えて費やした時間で唯一無二のものを贈ることができる。
それに「問題」面の価値を加えたら、「時間」以上の価値がある。
そしてそこに一切の妥協はない、自分の想いの100%を贈れるということ。
これに尽きるのではないかと思う。
最後に「費用」を言っちゃうと、実際に作成にかかわる費用も発生するにはするけど(しない場合もあります)、大きくは「時間」を換算したらそれぞれに価値がちがうでいいんじゃないでしょうか。
みんな忙しいんだから。
胸を張って、贈りたい!!
・・・しかしヘタレの私は結局、絵本(モノ)もいっしょに贈りましたとさ!
私にとっては絵本は人生の中で大切なもので、なんなら一生ものだからね!
しかも「えんとつ町のプペル」だからね!
堂々と「私からの愛と血と汗の結晶だよ!」といってLINEスタンプが贈れるひとになれるようにがんばりまつ。
これから、ルルモモのスタンプもぼちぼち作っていこうと思いまーす。
あ、スタンプ作成の代打(?)もしますのでよかったらお声がけくださーーい。
↓この度作成したベース画像
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