ルルワールドが世界を救うんじゃないかと本気で思いはじめている。
ルルのあたまの中には独特の世界が広がっていて、いつからかそれを「ルルワールド」と呼ぶようになった。
2、3歳くらいからその存在が表面化してきたと思うのだけど、その頃から一貫して主要なキャラクターは「馬」(ユニコーン)。
なんてったって彼女の希望は「馬になること」。
どこで覚えるのか、馬の細かな動き仕草、鳴き声を忠実に再現するのだから。
まだ小さいときは何とも微笑ましいと見ていたけれど、いまだに揺るがない様子をみるとたまに「いかがなものか…」と素になってしまうことがあった。
本人はおかまいなしで2歳の時のまま、ごっこ遊びをし、絵本を読み、馬を描き続けている。
今はモモを巻き込みさらに世界は広がっている。
場所などおかまいなしでルルワールドにとんでゆくので、ウチの父なんかはみかねてたまにやめさせちゃったりする。
父の気持ちもわからなくはないが、私は今はルルワールド大いにけっこう!
どんどんまわりを巻き込んで大きくなれとさえ思っている。
一般に理解されづらい宇宙人たちも、どうにもこうにも生きているのは地球なのだから、せめて彼らが肯定される世界を想像上だけでももたせてやってほしいというのがひとつ。
それに、自分の中にファンタジーを持ち続けられるのは才能であり、それこそ宝じゃないか?
ウチの父もかつてはヒーローに憧れただろうし、私も幼い頃はマイワールドに助けられた。
忘れてしまうことは仕方がないし、むしろ父の時代なんかは忘れないと生きていけなかっただろう。
でも今はまた、そのファンタジー(=マイワールド)が求められているのではないかと思う。
いつまでも現実から逃げるためのシェルターにしてはいけないとは思うけれど、現実を土台にして圧倒的なファンタジーを創りだせばいいと思う。
「現実を土台にする」ということは足蹴にして無視するということではもちろんなく、しっかりと向き合って知ること。
学ぶこと。
「圧倒的」というのは誰よりも現実をみて理解すること。
そうすれば最初否定していたひとも何も言わなくなるどころか、その人たちの希望にすらなるのではないかと思う。
父にもう一度ヒーローになる夢をもってほしい。
自分だけを守るために殻にとじこもってしまうのではなく、自分と大切な人を守るために強くなってほしい。
そのためには、マイワールドの存在はとても大きな力になる。
こどもたちにはとにかく好きなことに打ち込んでマイワールドに生きてほしい。
ゲームだっていいツールだと思う。
脳ミソを使って手先を動かし、想像力を働かせる。(でもやりすぎると目が悪くなるし、頭も痛くなるからくもんの学習やる時間と同じくらいにするといいよ♡)
いかんのはテレビ。
あれはタラタラと流れてくる画面と情報に思考も行動も停止させられる。
できれば観なくてもよいくらいだと思う。
観るなら観たい番組をピンポイント、にしたい。
いつも心にファンタジーを。
思考と体を使って学んでマイワールドを広げるのだ。
時代の波を乗りこなすんだ。
You will save the world!!
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