「よみきかせ」は地球を救う!!
以前に、「学びの土台」のとこで「よみきかせ」ついて
触れたけど、今回はもう少し
くわしく考えてみたいとおもいまっす。
なぜなら私自身、興味あるからでっす。
お花畑ルルを例にあげてみる。
4歳になるときに、本人から近くの幼稚園に行きたいと言った
ので行かせることになったのだけど、
それまではひたすらにふたりで色んなところに行き
色んなことをし、とにかく遊んで暮らした。
読書きを教えたりなどまったくしなかった。
そのうち覚えるものだと思っていたし、正直
教えるのはめんどうだった。
それにもともと勉強に対していい思い出もなかったので。
(勉強に対してですよ、あくまで。学びとは違いまっす)
そのかわりではないけど、色んなひとに会い、関わり
色んな景色を見て、色んな刺激を受けて多くの経験を
積むことを大切にした。
とくに自然に関してあえて興味を引くような語りかけをしたり
本をみせたりした。
「桜がきれいだね~」と桜を見せ花びらを触らせ、家に帰れば
桜に関する本をひらく、といった具合に。
今思い返せばそれは幸せな時間であったけれど、
当時はそればかりではなく、知らない土地で初めての子育てを
することからの不安や恐れを振り切るのにそりゃもう必死だった。
すべてを投げ出してしまいたい衝動に駆られることもあった。
そんな中でも平静を取り戻し、「母」としての自分を
認められる時間が「よみきかせ」だったと思う。
「よみきかせ」という行為が「親子」の象徴的な行為である
ように感じていたのは、やはり自分の幼いころの経験からのような
気がする。
「よみきかせ」で母である自分を取り戻し、明日も生きられた。
だから、「よみきかせ」はこどものためだけじゃない側面も持っている
と思う。
大げさだと思われるかもしれないが、私のようにこどもとの時間が
苦痛に感じるひともいることは事実。(いつもってわけじゃないよ)
そんなひとに、そんなときには、
ぜひ「よみきかせ」をしてほしいと思う。
で、ここからはその後のルルについて。
ことばのシャワーだけじゃなく、価値観のシャワーも
浴びせられてすくすくと育っていった彼女は
2歳になる前にはおむつもはずれ(おむつなし育児のたまものか。)
ことばもしっかりしているとよく言われた。
移動に電車を利用していたので、席が横になった方に
必ずと言っていいほど驚かれた。
そして6歳、小学1年生。
学校がどういったところかろくに説明もされず
片道30分以上かけてたどり着く学校で、
まわりとの圧倒的な差に打ちのめされる。
ルルは読書きがまったくといっていいほどできなかったのだ!がーん!
これには母も焦り、猛省した。
したよ!
ほんとうにかわいそうなことをしたと思う。
それが、こどもの学習を考えるきっかけとなり公文式に出会うことになる。
幸いルルはすぐに読書きを獲得した。
その要因のひとつはやっぱり乳児期から積み重ねてきた
「よみきかせ」にあると思う。
読書きの教育を受けずに、「言語」と「文字」がつながる瞬間が早い例は
いかに「言語」をきいて言ってきたか、いかに「文字」に触れてきたかが
大きい。
幼児期から机にすわってするお勉強はさせたくないなら、どんどん「よみきかせ」
をすればいいと思う。
くわえて、「うたいかけ」「かたりかけ」でことばのシャワーを!
そして、ただのイチ母でしかない私が経験を通して自信をもっていえるのは、
そのときの母の心情はどうであれ、
「よみきかせ」「うたいかけ」「かたりかけ」をすることは
愛情のシャワーを浴びせているということ。
そしてそれをわが子は余すことなく受け止めているということ。
だから行き詰ったときこそ「よみきかせ」を。
「よみきかせ」はこどもだけじゃない、あなたを救います。
それは、長い目でみれば未来を救うことになる。
立派な「地球貢献」ですよ~~~~~
と、今、世界の中心で叫んだ気分になってみる。
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